我流! 英語プレゼン作成・試行錯誤

試行錯誤しながらなんとか作れるようになった英語プレゼン資料作成の経験、聞いてください

英語プレゼンテーション テンプレート  #013 : 「アンケートの説明」

英語のプレゼンで日々試行錯誤している我流 探(がりゅう さぐる)です。

英語プレゼン資料 テンプレート集  #013 :「アンケートの説明」

みなさんは、何かの調査をするためにアンケートを作成して、配布して、回収して、集計したことはありますか?

セミナーの終わりにアンケートの説明をする (架空の会社 HHH社の製品セミナー)

「アンケート」とは、何かを調査するための「質問票」のこと、または「調査」そのもののことを言う場合があると思います。

英語にすると、「質問票」は「questionnaire」、「調査」については、目的や状況にもよりますが「survey」とか「research」などが一般的だと思います。

「XXX調査のためのアンケート」は、「questionnaire for survey of XXX」のようになると思います。

アンケートには、企業が実施する市場調査のような一般の人を対象とするアンケートもあれば、社員や支社などに答えてもらう社内向け・内輪のアンケートもあります。

アンケートの実施方法としては、質問表が簡単に用意できるWebサイトのサービスを使う方法や、Microsoft WordやExcelで作った質問表をメールで送り記入して返送してもらう方法、記入用紙に手書きで記入してもらう方法などがあります。

アンケート用紙 (調査票) をPower Pointのようなプレゼンソフトを使って作ることはあまりないと思いますが、例えば会議の中で情報収集のためのアンケートの実施について説明したり、セミナーやトレーニングの最後で参加者からのフィードバック (満足度や要望)を集めるためにアンケートを取ることはよくあり、紙に印刷したアンケートを配って記入してもらう場合でも、プレゼン資料を使ってその概要を説明したりします。

今回の記事では、アンケートの内容を英語のプレゼン資料を使って説明し協力を依頼する場合の、英語スライド (テンプレート) の事例を紹介したいと思います。

 

アンケートを記入する人が、記入に当たり知りたいことは以下だと思います。

  • アンケートの目的
  • 質問表の内容、回答の書き方
  • 記入時間、または提出期限 (持ち帰って記入する場合)
  • 提出先、問い合わせ先
  • 回収された情報の取り扱い、個人情報の管理(が含まれる場合)

そこで、プレゼン資料 (スライド) の構成は、以下のようにしました。

テンプレート #013 の構成

ちなみに、みなさんもご存じのとおり、アンケートの質問の仕方、回答の形式には、選択式と自由回答形式があります。

選択式の質問のことを、英語では「Closed-ended question」と言い、Yes/Noの2択、あるいは3択、4択、5択、7択などの選択候補を用意します。(例:以下のQ8)

自由回答形式の質問は、英語で「Open-ended question 」と言います。(例:以下のQ9)

Closed-ended question (選択式質問)とOpen-ended question (自由回答形式の質問)

後者の場合、英語の質問文を書いて、その下に自由記入枠を設ければOKです。

前者の場合、質問毎に異なった選択肢の組み合わせを用意してもよいですが、質問の数が10個、20個、30個などと多い場合、回答者に選んでもらう選択肢の形式をそろえておくこともできます。 (例えば、最もポジティブな「5」から最もネガティブな「1」までの共通化した5段階選択肢を用意しておく)

そうすることにより、質問票の見た目がスッキリしますし、回収した回答の合計点や平均値などを計算することで、より定量的な調査が出来るようになり、アンケート結果の価値も高まります。

英語の質問票を作るとき、そうした「共通化した選択肢」を英語でどう表現するか迷うところですが、一般的なアンケートでよく使われる(英語の)選択肢の組み合わせは「リッカートスケール (Likert Scale )」という名前で呼ばれ、書籍やネットで確認することもできますので、これを参照すると悩むことなく英語の調査票が作成できると思います。

セミナーのフィードバックを取ろうとする場合などによく使われるリッカートスケールとしては、以下があります。

  1. Strongly disagree
  2. Disagree
  3. Neither agree nor disagree
  4. Agree
  5. Strongly agree

(一番上から、まったくそうは思わない、あまりそうは思わない、どちらとも言えない、ややそう思う、とてもそう思う)

  1. Not at all satisfied
  2. Slightly satisfied
  3. Moderately satisfied
  4. Very satisfied
  5. Completely satisfied

(満足の度合い、上から下にいくほど満足度の度合いが強い)

以下は、そのようなリッカートスケールの選択肢を使ったClosed-ended question (選択式質問)の例です。(架空の会社 HHH社を想定したサンプル)

リッカートスケール(5段階評価) の質問表 & 回答欄の例

 

それでは次に、アンケート説明用のプレゼン資料の各スライド(サンプル)をまとめます。

目的のスライドです。

Objectives                     

- We are conducting an survey to collect your feedback on this product seminar
- The result will be reported to the product planning managers and the marketing managers in our Marketing division for future product planning and to devise a marketing strategy
- We look forward to receiving your valuable feedback  

[日本語]
目的
- この製品セミナーに関するフィードバックを収集するため、アンケートを実施します
- アンケート結果は、今後の商品企画や市場戦略策定のために、マーケティング部門の製品企画マネージャー、およびマーケティングマネージャーに報告されます
- みなさんの貴重なフィードバックをお待ちしています

 

質問表のスライドについては、前出のスライドような選択式の質問 (Closed-ended question) と自由回答形式の質問 (Open-ended question) の一部を記載して、口頭で質問表の記入の仕方について説明すればよいと思います。 (質問数が5件とか10件以下であれば、1〜2枚のスライドに全件を含めて表示してしまうのがよいかもしれません。)

Questionnaire                     

- Please fill in the questionnaire

[日本語]
質問表
- このアンケート用紙に記入してください

 

提出期限・提出先のスライドの例です。

セミナー会場から退出する際に、記入したアンケート用紙を回収箱に入れてもらう場合:

Questionnaire (cont'd)                      

- Please fill in the form and put it in the collection box when you leave

 

[日本語]
質問表 (続き)
- 質問票に記入していただき、退席する際に回収箱に入れてください

 

Excelファイルのアンケートに記入してもらい、後日メールで送ってもらう場合:

Questionnaire (cont'd)                      

- Please fill in the Excel form and send it back to us (XX-XX@XXX-XXX.com) via email 
- Completing the survey should take no more than 15-20 minuties 
- Deadline to submit the FY 2022 Product Seminar Satisfaction Survey:
   December 15th, 2022
- Your cooperation would be highly appreciated

[日本語]
質問表 (続き)
- Excelファイル記入していただき、当方 (XX-XX@XXX-XXX.com) までメールでお送りください
- 記入の要する時間はおおよそ15-20分以内です
- この2022年度製品セミナー満足度調査の提出期限: 2022/12/15 
- ご協力の程、よろしくお願いします

 

個人情報の取り扱いに関するポリシーのスライドの例です。

回答項目に個人の名前、所属、連絡先などが含まれる場合、個人情報の取り扱いに関するポリシーの説明をします。

Privacy Policy                      

Happy & Healthy Hamsters (HHH) Inc. complies with the rules on the handling of personal information of HHH and uses attendee information only for the following purposes: 
- Information to obtain: Name, email address, affiliation, title and information to be filled in the questionnaires
- Purpse of use: (省略) 
- Providing personal information: (省略) 
- Contact for personal information: (省略) 

[日本語]
プライバシーポリシー
Happy & Healthy Hamsters 株式会社は、HHH社の個人情報の取り扱いに関する規則を遵守し、参加者の情報を以下の目的のみに使用します。
- 取得する情報: 氏名、メールアドレス、所属、役職、記入内容
- 個人情報の利用目的: (省略) 
- 個人情報の提供(先): (省略) 
- 個人情報に関する問い合わせ先: (省略) 

 

ということで、今回の記事では、セミナーや会議の中で、アンケート (questionnaire) に関して説明するための英語テンプレート (スライド) についてまとめてみました。

 

最後に、記事の中で紹介したリッカートスケール (Likert Scale ) ですが、これを使うと質問票がスッキリとした形になり、なにか「プロが作った」っぽくなって嬉しくなります。

また、選択肢を共通化すればするほど定量的な集計が出来るので便利です。

ですが、質問の作り方を誤ると、回答者からのフィードバックが正しく把握できなくなる状況も起きうるので、注意が必要だと思います。 

  • 同じ質問票を英語と日本語の両方で用意し、回答も英語版と日本語版のものを合わせて集計する場合
  • 質問文に否定疑問文を使う場合

例えば、自信満々の企画 〜 営業所や特約店に対して説明するクーポン券の新規企画について、ちょっと謙遜した書き方で「今回のクーポン券は、商品の販売促進に十分に貢献するとは思えないですかね? Yes? No?  当然、みなさんの回答は  "いやいや、そんなことはない。すばらしい!大きく貢献するでしょう!" ですよね」という気持ちで、以下のQ4 のような否定疑問文の質問を作り、同じく以下のように設定した5段階評価のリッカートスケールで回答してもらう場合、日本の人からの回答と海外の人からの回答を集計すると、評価結果が逆になるかもしれません。

日本語と英語の質問で逆にリッカートスケールを設定してしまった例

海外の回答者からの反応がネガティブなものばかりで、ひどくショックを受けるのですが、よくよく見てみたら、英語の否定疑問文に対する答え方を考慮しない (日本語の場合と逆になるような) リッカートスケールの並べ方にしていたために、期待していた選択肢の選ばれ方と逆になっていたこと、そして海外の人たちも肯定的な反応をしてくれていたことが分かった...、といったような状況が起きるかもしれません。

英語のアンケートを作るときは、自分の場合、あまり凝った聞き方や使い慣れない言いまわしはなるべく避け、シンプルな質問にしようといつも思ってます。

 

 

今日のポイント:
セミナーや会議の中でアンケート (questionnaire) の依頼をする場合、目的、調査票の書き方、提出方法・提出期限を説明するスライドで構成されたプレゼン資料を用意する。
個人情報が回答に含まれる場合は、プライバシーポリシーを説明するスライドも用意する。
選択式の英語の質問 (Closed-ended question) を作る場合、回答の選択肢のパターン「リッカートスケール (Likert Scale)」の英語のものを参考にするとよい。
英語の質問に否定疑問文を使う場合は、回答のYes/No (肯定的/否定的) の解釈を逆にしてしまわないように注意する。

 

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展示会で使うプレゼン・スライド

英語のプレゼンで日々試行錯誤している我流 探(がりゅう さぐる)です。

展示会で使うプレゼンテーション・スライド

みなさんは、展示会 (exhibition/expo) や見本市 (trade show / trade fair) の会場で、自動で再生を繰り返すプレゼン資料を見たことがありますか?

展示会のブースで使うプレゼン資料 (プレゼン・スライドは架空のイメージです)

展示会では、会社や団体がブース (booth) を構え、見本 (sample) を展示したりデモ (demonstration) を見せるなどして、来場者に商品やサービスを説明します。

大きなブース、こぢんまりしたブース等、様々あると思いますが、ブースの受付 (reception) の背後や、打ち合わせスペースの壁、あるいは展示品の後ろにディスプレイを設置し、その画面に一定の間隔でスライドが切り替わっていく自動表示モードのプレゼンを仕込むことが多いと思います。

また、ブース内にキオスク (kiosk) と呼ばれる説明用簡易スタンドを設け、そのキオスクのディスプレイでプレゼン・スライドを自動表示モードで表示させるのも一般的かと思います。

このような展示ブースで自動再生して見せるプレゼン・スライドを用意する場合、通常のミーティング用プレゼン資料とは違った工夫や調整が必要になります。

自動再生させるプレゼン資料には特別な考慮が必要 (スライドは架空のイメージ)

ブースでプレゼン・スライドを流す目的は、以下だと思います。

  • 商品やサービスの概要を知ってもらい、まずは興味を持ってもらうこと
  • そのコーナーを担当している説明員 (booth attendant) が外していたり、他の対応をしていて説明ができないときでも、ブースに来てくれた人に情報を伝えること

ですので、展示会用のプレゼン・スライドは、基本的に簡潔で、分かりやすく、短い周期で回すようなものが適している、ということになると思います。

自分が海外の展示会で商品/サービスを説明することになり、そのキオスクの1つで表示するためのプレゼン・スライドの準備を始めたときも、まぁ、そうだろうなぁ、できれば簡潔なものにしよう、と当初は思ったのですが、思い入れのある商品/サービスのプロモーション (売り込み) が目的だったので、気合いが入り、スライドの枚数も各スライドに書き込んだ情報・テキストの量も、かなりのボリュームになってしまいました。

また、英語のスライドを作ったのですが、自分の英語力ですと、説明を簡潔な文章にまとめたり、英文法上、ビジネス英語の慣習上まっとうでかつスッキリとした箇条書きを作るのが難しく、それぞれの説明は長めになり、その冗長な表現を削っていくこともできませんでした。

展示会の開催期間より前に現地入りして、設営が進んだブースのキオスクで自分の用意したプレゼン・スライドを流してみたのですが、同僚たちからは「多すぎる」「長すぎる」のクレームをもらってしまいました。

そこで、同僚が用意していた別のキオスクのプレゼン・スライドのコピーをもらい、それと同じような体裁、枚数、情報の粒度になるよう、自分が持ってきたプレゼン・スライドを調整しました。

展示会用のプレゼンを作る時には、やはり以下を考えて、イメージを作ってから取りかかるのが重要だと、あらためて認識しました。

  • 何ページの構成にするか? 
  • 1ページ当たりの情報量は?
  • 1ページ当たりの表示時間は?
  • どこまで簡素な英語の表現にするか?

そのように作り直したプレゼン・スライドですが、同僚からは「まだ長い、多い」と言われ、しかしもうこれ以上はカットはできないと思い、そのままキオスクにセットして、翌日の展示会の初日に臨みました。

スライドの枚数や情報量が多すぎると、最後まで見てもらえない (スライドは架空のイメージ)

実際にキオスクの周りに来てくれた人たちを見ていると、最初のスライドから最後のスライドまで通しで見てくれた人はほとんどいない、ちらっと見て興味が湧かないと次のコーナーや他のブースに行ってしまう、といった感じでした。
そこで、昼食の時間帯で来場者が減ったタイミングや初日の開催時間が終了した後に、更にスライドの数を減らして、英語ネイティブの同僚にも見てもらいながら、プレゼン・スライドを簡潔化していき、ようやく来場者の反応も少し良くなったように感じました。

その後も、同僚にも見てもらいながらプレゼン・スライドを調整し、ともかく展示会の開催期間を乗り切りました...。

 

今日のポイント:
展示会で使うプレゼン・スライドを用意する場合、スライドの枚数・情報を少なめにした簡潔なものがよい。
同僚が作った展示会用の英語プレゼン・スライドを参考に作成する。
英語ネイティブの人にチェックしてもらい、柔軟に修正していくのがよい。

 

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英語プレゼンテーション テンプレート  #012 : 「ブレインストーミング」

英語のプレゼンで日々試行錯誤している我流 探(がりゅう さぐる)です。

英語プレゼン資料 テンプレート集  #012 : 「ブレインストーミング

みなさんは、「ブレインストーミング形式の会議」という言葉を聞いたことがありますか?

または、実際にブレインストーミングに参加した経験って、ありますか?

ブレインストーミング形式の英語の会議

ブレインストーミング (brainstorming) とは、会議の参加者が、それぞれ自由にたくさんのアイデアや意見を出し合うための会議の形式・方法です。

その基本的な進め方は、英語の会議でも日本語の場合でも同様で、基本的に以下のようなものが一般的だと思います。

  1. 司会役 (facilitator) が、そのブレインストーミングの目的や進め方、ルールについて説明する
  2. 6人くらいまでのグループを作る
  3. 各グループには、司会進行役 兼 自分も意見を述べるモデレーター (moderator) を一人置いて、各メンバーに対するアイデア出しの促しや、出てきたアイデアの取りまとめを主導してもらう
  4. 全員がアイデアや意見を出し、それを付箋などに書いて、溜めていく
  5. イデアや意見を出し合う際のルールがある
    • なるべく多くのアイデアや意見を出すよう心がける。全員が出す
    • 出てきたアイデアに対して評価や批判、否定をしない、等々
  6. 一通りアイデアを出し終えたら、各アイデアをレビューしながら、付箋等を使って分類していく
  7. 分類が終わったアイデアたち、アイデア群たちの関係性が分かるように矢印を引いたり、マインドマップを使って関係図を作ってもよい
  8. イデア出しと分類が終わったら、グループ毎にまとめて発表して、ブレインストーミングの参加者全員で共有する

イデアを出し合う際には、各自アイデアを付箋に書いて、ホワイトボードや壁、大きな模造紙等に貼り付けていったり、マイクロソフトの Power Pointスライド上に長方形や付箋型のテキストボックスを用意しておき、そこに書き込んでいったりします。

まずは全員でアイデアを出し合う

イデアを出し切ったら、ホワイトボードや模造紙、Power Pointを使い、似たようなアイデアを集めてグループ化したり、何か基準を決めて分類したり、更にグループ化したアイデアの関係性を図化したりして、数多く挙げられたアイデアを整理します。

次に、アイデアを分類したりマップ化する

このようなブレインストーミングの流れを考慮し、以下のような構成のプレゼン資料 (スライド) を作りました。

テンプレート #012 の構成

目的のスライドです。

Objectives                  



 

[日本語]
目的
(例:新規ビジネス創出 (new business development) の加速化 (accelerate) のために出来ることを考える、とか、部署間の縦割り体質 (organizational silos)を改善 (improve) するための方策の検討、といったテーマを書きます)

手順とルールのスライドの例です。

Process and Rules                  

Process:
- Capture everyone's ideas (20 minitues)
- Organaize the ideas on diagrams (20 minutes)
   - Sorting and Categorizing 
   - Mapping
- Presentation and Q&A (5 minutes / Group )
- Wrap up
 
Rules: 
- Go for quantity
- Withhold criticism

[日本語]
手順:
- 参加者全員のアイデアを集める (20分)
- そのアイデアを図を使って整理する (20分)
  - 分類とカテゴリ化
  - マップ化
- プレゼンテーションと質疑応答 (各グループ 5分)
- 全体のまとめ

ルール: 
- 量を追求すること (数多くのアイデアを出すこと)
- 批判は控えること

イデア記入用フォームです。

Idea Templates - Write Your Ideas on Sticky Notes              

[日本語]
イデア用フォーム 〜 アイデアを付箋に記入する

分類用フォームです。

Sorting and Categorizing Worksheets - Organize Your Thoughts                   

 

Sorting and Categorizing Worksheets - Organize Your Thoughts (cont'd)   

Sorting and Categorizing Worksheets - Organize Your Thoughts (cont'd)   

[日本語]
分類 & カテゴリ分け用フォーム 〜 出たアイデアを整理する

 

グループXのまとめです。

Wrap Up - Group X                   





グループ内で出たアイデアの特徴、分類した結果のサマリーなどを記載します。

 

会議全体のまとめ Wrap Upです。

Wrap Up                   



 

会議全体の司会役 (facilitator) が、各グループの発表を聞いて、ポイントを記載します。

 

次のステップです。

Next Step                   

- (省略)


 

ということで、今回の記事では、ブレインストーミング形式の会議のためのシンプルな英語テンプレート (スライド) をまとめてみました。

ブレインストーミングは、的を外しているかもしれないけどとにかく自分が考えたアイデア、詳細はまだ考えていないけど出してみたいアイデア、など、どんなアイデアでも、自由に出してよい会議のため、さまざまな考えが幅広く集められる素晴らしいものだと思います。

一方、集めたアイデアをうまく整理するのは、これがなかなか大変で、また具体的で実効性のあるアクションプランにまとめあげていくにはかなり時間がかかることもあり、ブレインストーミングの後のフォローアップが重要だと思います。

個人的には、参加者全員・グループメンバー全員が積極的にアイデアを出したり、出てきたアイデアに対して反応しなければならないので、英語でのブレインストーミングは自分にとって緊張の続く、英語の修行の場だと位置付けてます...。

 

今日のポイント:
ブレインストーミングとは、会議の参加者が、それぞれ自由にたくさんのアイデアや意見を出し合うための会議の形式・方法。
出されたアイデアを批判したり、否定したりしない。
出されたアイデアを分類して、次にやるべきことを見極めていく。
その分類作業のためのフォームをあらかじめプレゼンスライドに含めておくと、進めやすそう。

 

 

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