我流! 英語プレゼン作成・試行錯誤

試行錯誤しながらなんとか作れるようになった英語プレゼン資料作成の経験、聞いてください

翻訳ソフト・機械翻訳サービスと英語プレゼン資料

英語のプレゼンで日々試行錯誤している我流 探(がりゅう さぐる)です。

翻訳ソフト・機械翻訳サービスと英語プレゼン資料

みなさんは、日本語の資料を英訳して英語版の資料を作るとき、あるいは英語で書かれた資料を読んで理解しようとするとき、自分のPC上で動作する翻訳ソフトやMicrosoft Officeのような業務用アプリの中で使える翻訳機能、インターネット上の検索サイトが提供する機械翻訳サービス、あるいは有償/無償で提供されている機械翻訳のオンライン・サービスなどを使おうと思ったり、実際に使ったりしたことはありますか?  

翻訳精度がますますアップしてきた最近の機械翻訳

ここ数年、機械翻訳(自動翻訳)技術の向上はめざましく、以前は「???」と感じるような迷訳を返してくる自動翻訳ソフトやサービスが多かったですが、最近ではかなり高いレベルの翻訳結果を出してくるサービスやアプリが増えてきました。 またユーザー・インターフェース(画面)や操作の仕方がより簡単になり、全般的に機械翻訳がとても便利になってきました。

機械翻訳サービスの中には、Power Pointで作成したプレゼンスライドをそのままのファイル形式で受け付けて、各スライドのレイアウトや図表を維持しつつ、そこに記載されている文言を指定の言語のものに置き換えてくれる、プレゼン資料を丸ごと機械翻訳してくれるようなサービスもあります。

こうしたサービスは、日本語版のプレゼン資料を作成し、それを手っ取り早く英語化して英語の会議に使いたい、とか、英語で書かれたプレゼン資料やレポートを受け取ったが、ボリュームが大きくて読むのがたいへんなので、まずは粗訳して日本語で大意を理解したい、といった目的で活用し、英語が絡む仕事を効率化 & 時間短縮を実現できると思います。

便利づくめの機械翻訳サービス、自動翻訳ソフト、およびアプリに内蔵された翻訳機能ですが、使い始める前に、そして利用を開始した後も、自分が入力したデータの扱われた方について慎重かつ十二分に確認しながら使わなければいけないと思ってます。

自分が特に気にする点は以下です。

  • 入力した情報が、サービスの提供者のサーバに保存された後、そこに残ってしまわないか?
  • 入力した情報が、サービスの提供者によって二次利用されることが許されているか? 機械翻訳の精度を上げる目的の「トレース」や、その他の目的でのために、私たちのデータが再利用されてしまうことはあるのか?
  • 入力した情報が、そのまま、あるいは形を変えて他者に公開されてしまう恐れはないか?
  • 上記について、利用規約上、または契約上、実施しないことになっていたとしても、サーバー・セキュリティの管理体制について具体的な説明を提示して、情報漏洩などのセキュリティ・リスクを極力抑えようと努力しているか?

機械翻訳サービスや翻訳ソフト、翻訳機能の中には、有償で提供されているもの/無償のもの、共通な標準仕様のもの/相手によって仕様や情報の取り扱いをカスタマイズしているものなど、いろいろなタイプのものがあります。

所属する会社や組織の業務のためにこうした機械翻訳サービスを使う場合、自分の組織のIT部門や法務部門が規定した翻訳サービスの利用に関わる指針・ガイドラインのようなものがあればそれに従い、なければそうした部署や専門家に自分が使おうと考えている翻訳サービスがOKのものかどうか、自分から確認して了承を得た上で使うべきだと思っています。

また個人として使う場合でも、自分の個人情報などがこうしたサービスを通じて漏洩しないよう、慎重にサービスを選択したり、個人情報や重要情報に該当する部分は伏せ字などにしてから翻訳にかけるなど、注意と自衛をすることが大事だと思っています。

機械翻訳は便利ですが、利用に当たっては十分な確認が必要

最後に、最近の機械翻訳は本当に便利になってきたので、自分もついつい頼りたくなりがちですが、頼ってばかりいると英語の能力がアップしませんので、たいへんではありますが、なるべく自力で翻訳を進めたいと思う毎日です。

 

 

今日のポイント:
機械翻訳サービスや翻訳機能を持ったソフトの翻訳機能のレベルが上がってきたので、英語プレゼンの準備などの効率化に役立つようになってきた。
入力したデータがどのように扱われるのか、情報漏洩のリスクはないのか、等について、十分に確認しながら利用するのがよい。

 

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