英語のプレゼンで日々試行錯誤している我流 探(がりゅう さぐる)です。
箇条書き・英文の短縮・動詞の形
みなさんは、英語のプレゼン (プレゼンテーション) の中に箇条書きの説明を入れようと思ったとき、
・文章の短縮の仕方の決まり(があるのか?)
・箇条書きの各先頭に動詞が来るとき、どの動詞の形が適切か?
を知りたいと思ったことはありませんか?
自分は、いろいろと分からなかったことがあったのですが、その中でも特に「XXXをする」「XXXをすること」で構成された「すること一覧」のようなものを箇条書きで書きたい場合に、先頭に置く動詞の形をどうするか、がよく分かりませんでした。
今でもハッキリ分かっていません...。
学んだこともありますので、最初にそれを書きますね。
まず、箇条書きの各項目(Bullet)で説明したい内容が、
・主語+動詞+目的語や補語+それに続く修飾節や別の目的語など
の形あっても、共通しているものがあれば(例えば主語が共通なら)、それを省略しました。
その他、日本語の箇条書きにまとめることを考えた場合に、意味的に削れるような修飾節や長い言い回しなどは、英語でも削りました。
次に、箇条書きの各項目を名詞のみでそろえる、あるいは動詞のみでそろえると美しいということが分かったので、なるべくそうしました。(ただ、厳密に統一しなくても、自分レベルの英語プレゼンであれば、多少混じっていてもよいかな、と思ってます。
実際、英語ネイティブの人のプレゼン資料でも、名詞がBulletの7割くらい、残りのBulletは主語+動詞+目的語のフルセンテンスや動詞の原形が先頭になっているようなものも見かけますので、まあ多少フレキシブルでもよいのかな〜、と思ってます。
動詞が先頭に来る場合:
上記のようなケースでの、英文の短縮化、冒頭に来る動詞の形や時制は分かったのですが、いまだに分からないのが、「XXXをする」「XXXをすること」で構成された「すること一覧」のようなものを箇条書きで書きたい場合です。
このような場合、「To不定詞でそろえる」のが一般的、という説明を複数の本やネットで見たことがあったので、自分は「To不定詞」で統一してプレゼン資料を作り、打ち合わせの中でも「トゥ〜」「トゥ〜」「トゥ〜」、と読み上げていました。
1つのプレゼンの中で、同様なスライドが複数あると、あちこちでまた「トゥ〜」「トゥ〜」「トゥ〜」と説明してました。
日本人の同僚で、かならず「動名詞」で統一する人もいて、その人は演台から「XXX イング〜」「XXX イング〜」「XXX イング〜」のように「イング〜」を繰り返してました。
では、海外の人、英語ネイティブな人はどうかというと、プレゼンについては「To不定詞」を使わないのかなあ、と思っていたりします。
というのも、自分が見た範囲でですが、これまで見たプレゼン資料の「することリスト」的な箇条書きの部分では、「動詞の原形」だけで箇条書きが書かれているか、「動名詞」をベースに箇条書がまとめられていたのです。(または、動詞を同じ意味の名詞に変えてまとめていました。Introducing --> Introduction のような感じで)
「To不定詞」で構成された箇条書きを、海外の人の「プレゼン資料」ではあまり見てないような気がするのです...。
もちろん、議事録 (minutes) の「すること一覧 (Action list, Actions, To do list)」 等では「To不定詞」から始まる箇条書きが一般的なまとめ方の1つだと思いますが...。
ということで、自分は今は、英語プレゼンの中では、①「動詞の原形」から始まるbulletでそろえるか、②「動詞を名詞に変えたもの」のbulletで揃えるか、③たまに「動詞の原形」のbullet + 「動詞を名詞に変えたもの」のbulletを混ぜるかして、「することリスト」の箇条書きを作るようにしてます。
通常は①ですが、③のサンプルを作ってみたので、以下に添付しますね。
このような感じで用意した箇条書きを入れた英語プレゼンを使って打ち合わせをしていますが、相手に通じているようなので、良しとしてます。(それより、中身が大事!)
今日のポイント:
箇条書きにするときは、共通の主語を省いたり、長く続く修飾・補語を簡略化して、bulletの文を短くしてます。
場面により、名詞で統一するか、動詞で統一してます。(厳密ではなく、柔軟に対応してます)
「することリスト」を箇条書きにする場合、自分は、動詞の原形のbulletで揃えるか、動詞を名詞に変えたbulletでそろえてます。(厳密ではなく、混ぜたりしてしまうこともあります)
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